幻想的!長野灯明まつり

長野通信

今年2月7日から12日で「第十五回長野灯明まつり」が善光寺、善光寺参道でおこなわれました。

この灯明まつりは長野オリンピックの開催を記念し、2004年から始まった祭りです。

オリンピックの「平和を願う精神」を後世に遺してゆくため、善光寺を五輪の色で照らす「善光寺ゆめ常夜灯」、平和への想いを形にした「表参道ゆめ灯り絵」の「灯り」を通じて平和の願いを世界に向けて 発信する祭りです。

2月10日小雨の降る中、出かけました。 表参道には小学生の切り絵の灯明から素晴らしい作品の灯明までびっしり並べられた「ゆめ灯り絵展」が、約500メートルに渡って繰り広げられていました。 とても子供が切り抜いたとはおもえないような表情あるフクロウの浮かび上がる灯明(キッズ優秀賞)や繊細な切り絵の灯明などたくさんの灯明が置かれ、しっとりと濡れた参道に幻想的な風景が浮かびました。

 

 

 

 

 

 

 

 

その参道をさらに進むなんと薄紫色に染まる善光寺仁王門が見えてきました。昼間の姿と違ってなんとも不思議な風情です。 両脇の仁王像もやさしげに見えます。

その先の山門は緑色、山門の先の本堂は・・・ 鮮やかな赤から五色に色変わりで映し出されました。

周囲の鐘楼は黄色で、経蔵青と善光寺境内が色とりどりに飾られていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

周囲の宿坊では「ゆめ茶会」が催され、こちらもいつもの静かな趣きとはちょっと変わった雰囲気に包まれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

四季折々の祭りはまだまだたくさんあります。いずれも人々の生活を見守り、活力を与えているものだと思います。 祭りに限らずもっとこの地を知りたいと思って来年度は「長野県シニア大学」に通学することにしました。 いろいろな出会いが待っているかと思うとわくわくします。 そのわくわく(はらはらもあると思いますが)をこの場で皆さんとも共有してゆこうと思います。