今年もお世話になりましたm(__)m・・・長野通信6

長野通信

1月末の大雪の日に(東京は晴天でしたが)長野へ引っ越した日がずいぶん遠い日のように思い起こされます。 それだけこの1年間は充実していたということでしょうか。

東京から長野に帰る車窓から夕陽に染まる富士山をみて感動しここに投稿したのが6月でした。 あの日を最後に夕陽に染まる富士山が見られる時間帯に新幹線に乗ることができなくなりました。 時間帯もそうですが、忙しくなり車窓の外の風景に目を向ける余裕もなくなってしまったのかもしれません。 時間に追われるとゆとりが無くなり、周囲の変化に気づくことができなくなりますね。

それでも11月にグループホームの旅行に同行したときの富士山はいろいろな場所からいろいろな角度から見られて大満足でした。 やはり富士山は日本人の心の拠りどころでしょうか。

 

そして、今年最後の東京行の25日朝、長野はどんより曇っていましたが、軽井沢を過ぎた辺りからきれいな青空が広がってきました。 冬独特の空気が張りつめたような晴天に時々外の風景を眺める時間が長かったのでしょう、熊谷を過ぎた辺りから遠くに富士山の雪に覆われた頭が見え隠れしてきました。

今回初めて見え始めた富士山をずっと追うように見ていました。 なぜか飽きなかったです。 逆にどんどん大きくなるし、それにつれてだんだん興奮して身体も熱くなってきました。 大宮駅の手前辺りがいちばん大きく見えたでしょうか… こんなに大きく見えるとは知りませんでしたが、さすが大宮駅も近くなるとビルが増えて隠れるようになりせっかくのシャッターチャンスを逃してしまいました。

荒川を渡る所なら確実と思い、構えていましたが、案外新幹線の線路って都会の近くはくねくねと曲がっているので窓の中心からは大きくはずれてしまいました。

荒川を渡ると途端にビルが密集してすっかり見えなくなりました。

それにしても今年は富士山にたくさん会えた1年でした。 写真が残念なので私の感動をうまく伝えられないのが切ないですが、来年はどんな出会いがあるのか、そしてその出会いを少しでも伝えられるようになれると嬉しいです。

皆さま、良いお年をお迎えください。